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「いのちの授業」第11時限目

「人生100年時代」と言われています。2047年の推定値では、百歳以上の日本人人口が50万人を超えるそうです。老年的超越という言葉があります。百歳前後になると世界観が大きく変化し、自分が宇宙と一体であるかのような感覚が生まれて、たとえ身体的には不自由だったとしても幸福感に包まれる心理状態が訪れるのだそうです。老年心理学者の長田教授は「そんなに長生きしたくないと思って生きるよりも、年老いてこそ得られる(かもしれない)超越的境地を楽しみに、年齢とともに変わっていく心身を受け入れ、今を肯定して生きられたら、年をとるのも悪いことばかりではない、むしろ出来るだけ長生きしないと損かもしれません」と言います。自分自身を苦しめる最大要因は「比べる」ことです。以前の自分やほかの人と比べるのではなく「今を肯定して生きる」ことを目指しましょう。なお今回より新たに公開するたびに、2時限目から順に削除します。

投稿日:

2025年9月4日

善國寺

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