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「いのちの授業」第17時限目

前回「人を思いやる」には想像力が大切と伝えました。それと同時に「人とつながっている」ことも不可欠です。他人とつながることは、相手を受け入れることであり、自分の心を開くことです。自分の心が自分のことだけでいっぱいになっていては他人とつながることはできません。しかし私たちには「自己防衛本能」があり、知らないうちに自分の心に塀を作ってしまいます。でもその塀を開いて他を受け入れることで、それまで見えなかったもの、見ていなかったものが見えてきます。それに気づいたとき、今まで気づかなかったことを謝る気持ち=感謝の気持ちが生まれます。もう一つ厄介な心の働きが「自分さえよければ」という思いです。これも本能的なものですから、自分も含め誰にでもある思いだと知ることが大切です。

投稿日:

2025年10月23日

善國寺

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