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「いのちの授業」第14時限目

前々回に「寄り添う」ことの大切さを述べました。法務省が毎年行っている「社会を明るくする運動」の昨年のメッセージは~私たちの「待つ時間」は、きっと誰かの「変わる時間」そのものです~この言葉を引用して日本福祉大学の原田正樹教授は~待っているだけでは何も解決しないのでなく、待っていてくれる人の存在があるということが大きなつながりです。人はそうした関係性の中で自立して生き、その成長の過程が、まさにその人自身とその人と関係を作っている人たちにとって、お互いに変わっていく時間なのです。逆にそのための時間が必要なのです。変わらない相手を責めたり、逆に自分に力がないからと悩んだりせずに、もっと「待つ時間」を大切にしていいのです。寄り添っても相手に受け入れられないこともあります。裏切られることもあるでしょう。だからといって、その行為は無意味ではありません。それでも寄り添い続けようという営みが、希望のある社会を創り出すのです~「忙しい」は「心が亡びる」と書きます。 今回は更新が遅れて申し訳ありません。

投稿日:

2025年9月28日

善國寺

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