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「いのちの授業」第31時限目
1937年に出版された「君たちはどう生きるか」という本があります。アニメ映画にもなりましたのでご存じの人もあるでしょう。ぜひ一度読んでもらいたい本です。「コペル君」というあだ名の中学生が主人公です。物語は叔父さんと一緒に当時最先端の銀座にある7階建てデパートの屋上に立っているところから始まります。屋上から下を見てコペル君は、眼下の多くの建物、その中に見知らぬ無数の人々がいる。そのことを叔父さんと話すうちに「人間ってまあ水の分子みたいなものだねえ」とつぶやきます。この気づきを大きな発見と捉えた叔父さんは「君の感じた通り、一人ひとりの人間はみんな広いこの世の中の一分子なのだ。みんなが集まって世の中を作っているのだし、みんな世の中の波に動かされて生きているんだ」と言います。30時限目の話に通じるものです。さらに叔父さんは「このような考え方をするのはとても難しいのだ」と告げます。続きは32時限目に~
投稿日:
2026年3月10日
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