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「いのちの授業」第39時限目
今年は東日本大震災から15年となり、あらためて当時を思い起こす機会がありました。そんな中で震災直後の様々な論評が今もそのまま通じていると感じたのは、仏哲学者・西谷修氏の「日本を創る・震災後論」です。①生きるということは、他に人がいて初めて意味があり、現実になる。今回の震災は世界史的な意味を持っていると思う。技術には無限の発展があるという西欧発祥の考え方に、根底から反省を促すものではないか~西欧的な考え方では「個が集まって全体がある」となりますが、仏教的考えでは「全体があるから個が存在している」と説きます。どこが違うかというと、前者では「個が良くなれば、全体が良くなる」と考えますが、後者では「全体が良くなれば、個が良くなる」とします。つまり、「個が良くなることより、全体が良くなるように考えることが先だ」ということです。西谷氏の他の論については、次回に述べます。
投稿日:
2026年5月30日
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