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「いのちの授業」第40時限目
前回紹介した西谷氏の震災後論の後半にはこうあります。②私たちは自然と人間の関係を省みることで「身の丈に合った世界」を構想しないといけない。バラバラな個人の自由な欲望追及を原理とした経済社会ではなく、人が共に暮らす人間社会の基盤をどう作り出すのか、それを人間が生きていく具体的な営みの中から考える必要がある~最近問題化している熊の出没も、熊に問題があるのではなく、熊の生活環境を人間の都合で変化させていることが原因ではないでしょうか。コロナ禍で、詩人の俵万智さんが「当たり前と思っていたことが、実は奇跡的なバランスの上に成り立っていたのだということを、コロナは突きつけた」と。ホルムズ海峡の問題では、私たちの日常のもろさを痛感させられました。「身の丈に合った世界」をみんなで真剣に考える必要があると思います。そのことで、社会を少しでも正しい方向へ動かすことができるのだと信じます。
投稿日:
2026年6月10日
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