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「いのちの授業」第51時限目
地球環境問題が取り上げられてからも、地球環境の悪化が止まる気配は見えません。その最大原因は人間中心主義と言えるのではないでしょうか。現代は「人新世(ひとしんせい)」という新たな時代に入っていると言われます。この言葉は地質学の分野で注目されたもので、私たち人類の活動が地球環境に大きな影響を及ぼし、その痕跡が地層にも表れているというのです。地球温暖化により、人類だけではなく地球上の生物種、および地球そのものの存在が危ぶまれる時代にさしかかっているのです。人類学者は、このような時代を生きるには、科学の合理性とは異なる、別の合理性に基づく世界理解のあり方が必要だと言います。具体的には、人間以上の世界を視野に入れながら、人間自らが多種のうちの一つに過ぎないことを自覚することです。人間以上の世界とは、人間を超えた偉大なものの存在といえます。その存在については次回に述べます。
投稿日:
2026年10月1日
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